山本一太先生はblog更新して気持ちを落ち着かす

山本一太先生のblogはいつもよりは多少比較的早い、日に二三度の更新速度でございました。(それにしてもよく書かれる方だ)

So-net blog:山本一太の「気分はいつも直滑降」より、9/12から13までの更新から気になるものをピックアップした。(どうでもいいが、直滑降って言うタイトルから連想できるものって少ないよなあ)

http://blog.so-net.ne.jp/ichita/archive/20070912
http://blog.so-net.ne.jp/ichita/archive/20070913

 安倍首相が突然の辞任を発表した。 午後からは各局からテレビへの出演依頼が殺到した。 政治家になって、今日ほど「テレビに出たくない!」と思った日はない。 が、だからこそ、行かないと。 「調子のいい時だけメディアに顔を出して、都合の悪い時は逃げるのか!」と言われてしまう。 急遽招集された総務会や派閥総会の合間を縫って、中継やスタジオでコメントした。 今回の辞任に関する世論の反応は厳しい。  せめて、安倍総理の語られなかった無念とか、思いを伝える役割を果たしたいと思う。 が...総理の真意が分からない!! そこが辛い!!

アンタ一度だって「首相の真意」がわかっていたことあったのか?という問いかけは風に流しておくこととして、この人、「首相の真意をお伝えする」と称してよくテレビで話していたけど、それが「真意」とは到底思えないような話が多かったが、どう考えてももともと首相から真意を語られるような昵懇ではなかったんじゃないか。

 あ、もう午前1時15分か。 小泉前総理の再登板(総裁選挙への立候補)は、100%ない! 自分はそう思う。 どう考えても、小泉総理の「美学」と相容れないからだ。 そして、小泉前首相と同じ役割を果たせる政治家なんて、今の政界には1人もいない!! ただし、万万が一、小泉前総理が総裁選挙に立つようなことがあったとすると、これは「大政局」になるだろう。

この人の文章は読みづらく、主語述語がはっきりしてないので難読なものも多い。(これとか)だが本日は勢いのまま書いているようで、要点しか記載されてない分とても読みやすい。直感で断定しているだけなのでなんとなくご神託的な雰囲気も漂っている。まあこの人に緻密な理論とか怜悧な客観性なんつーものを求めても無理なのは話し方でわかるけれども、そのあたりが文章にも如実に表われているんだなというのがよくわかる。政治家のブログで巷の一般人以下の感想が読めるとは思わなかった自分は、まだまだ一太先生の真意をわかっていなかったんだな…と遠い目をしてみたりして。

八木電波アンテナといい、こういう人に囲まれていたから戦後レジームだの美しい国だの、本人以外が客体としてとらえにくい言語を用いていたのかもしれない。そういう意味では、山本一太先生は間違いなく側近であられたと思う。