阿比留記者ブログは一粒で二度美味しい。

今更ネタにするのもどうかとは思うが、久しぶりに読み込んだらカルト化著しくむせ返るような芳醇なかほりにノックアウトされたのでちと記す。

阿比留記者のブログは単体の記事も(いろんな意味で)オモシロさ満点だが、コメントとそれに阿比留記者がつけるレスがたまらない。いやあ電波は電波を呼ぶ。

あびるんのエントリーひとつにつきだいたい100ぐらいコメントが付くんだが、そろいもそろってイカシタ電波なんだからすごい。掃き溜め?とか思ってしまうが、それは私の邪心のなせるの業なんでしょうな。

例えば本日のエントリーttp://abirur.iza.ne.jp/blog/entry/427033だと

Commented by chiruda さん
阿比留さん。こんばんは。
めずらしい種類の魚介類が多くて興味津々で画像を見てしまいました♪
沖縄という土地の独特さは今日の記事だけでもわかりますね。歴史も風土も人間も違ってあたりまえ、なのでしょうね。

琉球って知ってる?と四宮に迫る田原総一朗バリにたずねてみたくなるが、なんというか阿比留んのブログにはこのテの日本史に弱そうな人たちが群れ集って日本の未来について語るというある種壮観ともいえる光景が日常であるのだ。別に物を知らない人間は黙っていろ、なんてことをいう気はない。ただなにかについて語りたいのならそれなりの知識を持て、もてないのならそれをわきまえた上で発言しろ、という指摘だけはしておきたい。必要な知識も持たず、同じことばっかり年がら年中言いっぱなしということになると、一体洗脳されているのはどっちだか、という話になる。左翼に噛み付くのも結構だが、勝利宣言する前に「相手にされてないんじゃないか?」という疑いは持っておいたほうがいい。馬鹿は自分だけかもしれないし。

そんでもってこの前にネタにした「沖縄公文書に見る渡嘉敷島集団自決の実相」エントリーにはこんなのがついている。

Commented by qendo18kai さん
沖縄県史の発行年月日が良く分かりませんが、「年をへし糸の乱れの苦しさにーー」安倍総理ご先祖のうたでしたか、大江裁判を前に「プロテスタント」を中心とするグループに洗脳された【敬虔なクリスチャン】が絡んで沖縄県民の意思に仮託して大集会を企画したとしか理解できません。
例の不眠症のおばさんもプロテスタントではないでしょうか。背後にプロテスタント団体の以降があるように思えてなりません。
なぜ、日本人が日本人を貶めるのか、これは「慰安婦」問題と同じく宗教的観点から発展した政治問題化したものとしか、考えられないのですが。
沖縄県史なら、他県の県立図書館などでも閲覧できると思います。早速確かめたいと思います。貴重な取材ありがとうございました。

もっとも、どんな証拠を提示しても【日本軍を悪魔】にしたい連中には考慮の「ゆとり」はないでしょうが。

なにか日本を悪の道へ駆り立てているのはプロテスタントであるといいたいみたいだが、この方は特定の宗教に属されている方だろうか(キリストの幕屋とか)。しかしこれだけの行数を費やして確実なことはなにひとついってないというのもたまらない。「としか理解できません」「思えてなりません」確実なのは最後の「貴重な取材ありがとうございました。」こんだけ。後は全部憶測っていうのも、こういう人たちにありがちな話ではあるが、それにしてもこんなところで槍玉にあげられたプロテスタントな方々には同情を禁じえない。

かと思うとこんな馬鹿がひょっこりいたりして。

Commented by 涼月 さん
こんばんは

沖縄県知事も県議会議長も沖縄県史を読んでないんでしょうね。
県民ですら読んでいないのかも。

それとも読みたくないから無視しているのでしょうか。
自分達にとって都合の悪い事しか載っていないから。

読んでるかってアンタ…県知事と県議会議長は沖縄戦体験者なんですけど。こういう馬鹿が産経ならびに阿比留ンを支えているんだなーと思うと彼らを見つめるまなざしは生暖かさを帯びてくるのです。自分に欲しい事実がなければ捏造するし。
というわけで、勢いあまってすごい捏造をする人もでる。

Commented by RAM さん
To qendo18kaiさん
*横レス失礼します。
宗教がらみの連中もいるでしょう。しかし、沖縄の場合は、
「祖国への絶望を与えることが、革命への早道である」という
レーニンの言葉を忠実に実践している、所謂「過激派」という左翼の
グループの暗躍の方が、多いように思われます。
勿論、信念的善意で動いている宗教がらみの連中の方が、
それだけに、手に負えない部分があるのは確かでしょうが・・・。
SGIの強いところでもありますしね。

憶測だらけのインボーボーボーがいるかと思いきや、力強く阿呆なことを断言する輩が出現。どっちがマシかというのは非常に難しい問題だな。それにしてもなんすかね?これ。SGIが強いところって…。SGIってあの創価学会のことですよね?違うSGI団体を指しているのならコチラの勉強不足なので申し訳ないのですが。沖縄が宗教的にどういう土地柄なのかマッタク理解してないとしか言いようがない。で、「沖縄」というものをなんもわかってない人たちが妄想を語り継ぐ場なんでしょうかね、阿比留ブログは。私の知ってる「沖縄」と彼らの中の「沖縄」はだいぶ違うのだろう。まさに目を閉じられる思いですな。プロテスタントと左翼過激派に支配されている街沖縄!でもって彼らに、じゃあてめえら行ったことあるのかよ、というとおそらく「そんな怖いところにはいけない」とかなんとかゴタク抜かすであろうことは火を見るより明らか。こういう人たちが支えていた安倍政権ってよく考えるとすごい話である。(安倍ちゃんも支持者と同レベル?という疑いをぬぐえない人だったし、でもってこういう人が首相につくとたいていシタでは汚職だのなんだの官僚がやりたい放題になるというのがセオリーのような気がする)

今回あびるんは沖縄への出張を「渡嘉敷島座間味島の集団自決問題について特集記事を書くため」とかほざいているんですが、その割には両島へ行った形跡がないんですな。なんか恵忠久あたりからテキトーに聞きかじった話で特集記事を仕立て上げそう。それで自社の経営を憂うってお前みたいなロクデナシを養っているから夕刊フジが泣くんだっていってやりたくなるぜ。

まあなんですか、阿比留ンブログは、本人の記事もアレですが、付いているコメントがすばらしいのです。そんなこんなで400万ヒット突破!なるほどうなづける話です。読みどころいっぱいだし。あ、ちなみに俺ちゃんは毎年終戦記念日例大祭には靖国神社への参拝を欠かさないウヨクでございます。