花岡信昭氏には「鬼畜」よりも「腐れチンポ」がよく似合う

産経新聞は本日の産経抄で「少女の家族はなにしているんだ?」とキチガイ理論を押し付けてきたが、どうしてどうして花岡信昭氏の腐れ理論に比べるとよほどマシなのだった。花岡氏はグダグダ言う前にナガノ県知事選挙にでなかったおのれのヘタレさをまず総括しろといいたくなるがそれはさておき*1。まずは花岡氏のトンデモ理論を二種掲載。

産経新聞:【政論探求】「反基地」勢力が叫ぶいかがわしさ
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080212/plc0802122007008-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080212/plc0802122007008-n2.htm

はなさんのポリログ:なんともはやの沖縄「少女暴行事件」
http://hanasan.iza.ne.jp/blog/entry/481804/

どうでもいいが、下のiZaブログ記事文中にある「“鬼畜”というコメントを寄せられた」って、アレはWEB記事だからコメント自体できねえし、ひょっとしてそういう指摘した該当記事の関連ブログがあったのか?と思いきや、やっぱりiZaブロガーで怒っている人がいた。このことをさしているのだろうか。(もしid:vanacoralさんとこだったら面白いんだが)でもそれってコメントとは違うだろうって花岡氏にブログというかネット上のシステムを言ってもまるっきりわからんちんだったのでした。進歩しねえなあ。

今回の事件を扱った週刊新潮の記事もかなりひどいみたいだが、またいつもの産経・週刊新潮の黄金“被害者叩き”タッグですか。やるだろうなあと思っていたらホントにやりやがったよ。こういう期待だけは裏切らないどころか剛速球を投げ込んでくるから始末に悪い。そもそも個人的には、こういうことを言う人たちの車に乗ったら強姦されることを覚悟しなきゃいけないんだなーとは思うんだけど、それはひとまず脇に放り投げて、下に掲載した花岡のコラムの凄さ酷さがうまさ際立つ一番しぼりってな感じで、以下ものすごい箇所を引用しつつご紹介。

 ものかきである以上、反響が大きいほうがありがたいのは確かで、どう非難されようとかまわない。多様な言論があってこその民主主義だ。だから「反米」「反基地」の主張も、どうぞ、お好きなようにやってください、という以外にない。

ブログ界隈でも見受けられるがどうも単純二項対立構造脳な方々は「この件について怒りの声をあげること」イコール「反米・反基地主張のサヨク」と思い込んでいるらしい。まったくお元気でなによりですな。そんな単純さだから日米地位協定の現実も直視せずにノウノウとこんなゴタクを書いてられるんだろうな。

そしてもっとも噴飯モノな箇所はここ。

 一報を聞いたときにとっさに感じたのは、米兵が「強姦」で逮捕されたということへの疑問だ。なぜ「強姦致傷」ではないのか。

 車の中での犯行だから、手足に打撲傷などを負っていてもなんら不思議ではない。全治何日間、あるいは何週間という発表がなかったのはなぜか。まったくケガをしていなかったのか。

 それとも起訴の段階で「致傷」が加わるのか。そのあたりが素朴な疑問としてまず浮かんだ。

容疑の「強姦」が「強姦致傷」でないことを殊更取り上げ、言外に「抵抗してないんじゃないか、本当は強姦ではないんじゃないか」ということを匂わす。これを下衆の勘ぐりと言わずして何を言おう。どうやらこいつの頭の中には「被害にあった女性は目いっぱい抵抗しなければおかしい」という図式がある模様。アンタ、自分の倍以上ある(沖縄人は平均的に身長が高くない場合が多いし、該当兵士の身長体重は不明だが平均的アメリカ人の身長より高いと見積もり。兵士だし。)殺人訓練を積んだ(そのための海兵隊だからね)ゴツイ体格(報道では特に事務職というわけではないみたいだし、そうなれば毎日訓練しているだろうから体格はいいだろう)の兵士が暴力も辞さずの態度でオノレの意のままにしようと近寄ってきたら、普通女性は恐怖で身がすくむだろうなんてことはありえずまた恐ろしさのあまり気絶したりしてもいけない。相手がどんな野郎でも徒手空拳で雄雄しく手足へし折られても平気とばかりに立ち向かいボコられなきゃならないらしい。いったい平和ボケはどっちかね?いっぺん南米のスラム街へ丸腰でいって銃口突きつけられて「身の危険を実感する恐怖」を味わって来い、とはいわないが、まったく他者の立場に立って物を考えられない人間のバカさ加減には恐れ入る。「下衆の勘ぐり」の具体例を久しぶりに拝ませていただいた。ありがたくもうれしくもねえけど。

その後も

 朝日によれば、米兵は「成人だと思った」と供述しているという。事件当時、少女はどういう服装をしていたのか。成人だと思ったというのが本当なら、化粧をしていたのか。

 少女たち3人は、夜の8時半に沖縄市の繁華街で、アイスクリーム店から出てきたところを米兵から声をかけられ、5分ほど会話した、という報道もある。

 米兵のやったことは言語道断で、仮に成人女性だったとしても許せないのだが、当時の状況が克明にされるにつれて、受け止め方に違うニュアンスが出てくるかもしれない。

 その詳細な続報を待ちたい。

なんてことを抜かしてみたり。あのさ、日本人って小柄で若く見られるとかいうわけですが、都合のよいときは日本人は恥じらいの文化奥ゆかしさゆえに若く見えるとかなんとかヌかしてて(いやこれはテキトウに書いたんだが本当にこんなことをいっていたらどうしよう)、都合悪くなりゃ「大人びて成人女性みたいに見えたに違いない」なんてことをいうんかい。ジジイだからわからんのかもしれんけど、暴行兵士には日本人妻がいるくらいなんだからいくら化粧をしていたからって未成年かどうかはわかるだろうに。「未成年であったことを知っていた」のを頑迷に否定するのは、単に「未成年強姦」の意味合いがアメリカでは公的な「死」を意味するぐらい強力であるからそこだけは絶対に認めるわけにはいかないのだろう、なんて想像のほうが、くだらねえ妄想を働かせるよりもよほど合理的というものだ。全く無駄にサーバー負担かけるような改行ばかりの駄文書くんだったらはっきり「米兵サンは悪くない!悪いのは“基地撤廃”なんぞとほざいてアメリカ様に負担をかけさせ疲れて理性がなくなった兵隊サンを誘惑する沖縄の奴らだ!」って書けばいいのに。

少女の非を責め立てる人々は、泥酔していようが車に乗っていようが部屋の中で二人きりだろうが「合意なしの性行為を行ったら強姦である」という基本的な「智識」が備わっていないのだろうか。確かに少女の迂闊さについては指摘するべきだとは思うけれども、「可能性があることを予測できなかった」=「起きても仕方ないし起こした人間に非はない」という論拠にはならないはず。人間としての「教育」「躾」ができてないのはどちらなんだ、と私は言いたい。

だから2ちゃんでこんなレスを書かれるんだよ。

797 名前: 文責・名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/13(水) 17:23:41 id:KSshsp+80
この際沖縄の海兵隊や米軍基地をお台場に受け入れるべきなんじゃないかな?
あそこ未だに空き地ばかりで都の財政圧迫の原因になってるし、受け入れればかなりの経済効果が見込める。
そしてフジサンケイグループの愛国を明らかにする事が出来るし。


798 名前: 文責・名無しさん 投稿日: 2008/02/13(水) 19:05:51 id:ddKut6ElO
ついでに米兵の性処理もグループ女性社員の業務の一環とすれば、
無関係な市井の少女が被害に遇うこともなくなり犯罪も成立せずいい事ずくめじゃないかい?
平和のコストとしてよもや異存はあるまいよ。



799 名前: 文責・名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/13(水) 19:12:35 id:KSshsp+80
>>798
冗談抜きでそう思う。
産経がここまで日米同盟を重視するのであれば貴重な空き地がいっぱいあるお台場に米軍基地を誘致すべきだろう。



822 名前: 文責・名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/14(木) 02:05:41 ID:8rBeHKv00

基地問題解決策

大阪・・関空第二滑走路&人工島に米軍基地を移転
東京・・お台場の空き地に米軍基地を移転

を提案したい。

愛国心あふれる2人の知事なら喜んで引き受けてくれるだろう。
特にお台場の場合合コン大好きフジテレビのアナウンサーや社員連中がわんさかいるので犯罪防止にもつながるだろうしね。
ここはひとつ沖縄のために一肌脱いで貰いましょうよ。

産経や花岡信昭氏や阿比留記者みたいな連中は、沖縄はサヨクのスクツ政争の道具にするななんて世迷言を自動書記する前に、少しは沖縄人と同じように(お台場に基地誘致するとか)体張って「国を護って」みたらどうなんだ。まずは花岡のおっさん自ら米兵に体を投げ出し性の防波堤としてガンバッていただきたいなんて書くとアレだから、まあなんだ、そういうわけで人間として「終わってる」としか思えない暴言を吐くような御仁には「鬼畜」って言うのもまだ甘い気がするし、だが、犬畜生なんていっても犬がかわいそうだ。そこで新たなる呼び方として花岡氏には「腐れちんぽ」を進呈したい。我ながら酷い言葉だし品性のかけらもないなと自画自賛するのだが、口汚く下品なのは承知の上。ご本人の下劣レベルにふさわしい呼称として是非ご利用ください。

*1:花岡氏の行状についてはid:buyobuyo氏がまとめていてくれていた。http://d.hatena.ne.jp/buyobuyo/20080214#p1