永住外国人の地方参政権には賛成だけど

外国人参政権:政府、通常国会に法案

 平野博文官房長官は12日午前の記者会見で、永住外国人地方参政権を付与する法案について「(通常国会に)提出すべき検討法案の一つに政府として考えている」と述べ、18日召集の通常国会に政府として提出する方針を明らかにした。

 外国人参政権を巡っては、小沢一郎幹事長が11日の政府・民主党首脳会議で「日韓関係を考えても、政府が姿勢をみせるためにも閣法(政府提出法案)で出した方がいい」と促した。鳩山由紀夫首相は12日午前、首相公邸前で記者団に「(今年が)日韓併合100年というタイミングでもあるということをもって、検討している最中だ」と述べた。【横田愛

この法案には反対。なぜならば「朝鮮籍」には付与しない方向らしいので。個人的にはこんな形で「永住外国人地方参政権」を実現してしまうのは拙速というか本末転倒であると思うし(本来はより高次の地方自治実現のためのものであることを忘れてはいけない)、またますます(厳密にいえば「関係ない」のに)朝鮮籍イコール北朝鮮/朝鮮総連という「誤解」が広まり強化されるのではという危惧がある。

もう少し広報に力を入れ(ネトウヨ?の阿呆な杞憂妄想はともかく)「誤解」を少しでも改善する努力をしてから実現させるべきではないのか?

それにしても今回の経緯あるいは急ぎっぷりを見ているとなんというか民団と総連の代理戦争にしか見えないから不思議だ。