しみじみと絶望する

「彼ら」は建前上でも英霊などという言葉を使わなくなった。
英霊が望むのは中国の打倒という思考回路がもうすでに私にはわからない。
そしてそういう人たちをある意味頼り排除できず、野放しにして「護られて」いる靖国神社

私はそれにしみじみ絶望したのだ。

私が今回得た啓示は中国へ帰れ!とどつかれている日本人をとめるため警察を呼んだとき、どうしたのとおっさんに聞かれた。事情を話すと「そりゃかわいそうだけど、いうこときかないんじゃ殴られてもしょうがないよね」というものだった。もうきっと、そのとおりになっていくんだろうな。

外人たちの見世物にされ、右翼にあらされ、中国打倒と関係のない言葉で飾り立てられる姿は痛ましすぎて、泣けてくる。もう私は靖国へはいかないかもしれない。私の絶望はそれほど深い。

で、コスプレイヤーといえば…

なんか一角すんげーカメコがいるなと思いきや。コスプレイヤーといえばこの人。那須戦争博物館館長。あちこちから、乃木大将こっち!と声がかかり、思わず、オレ死んじゃうよ!と館長。皆さん館長を大切に。
それはさておきカメコの爺率(あと外人)が異常に高い。しかもジジイだから空間把握能力がなく、画像を撮ってると平気で前に割り込み自分の画像をとりだす。
現場は混沌としている。


石平の演説にそりゃもう大騒ぎ

民集会では石平が激しい調子で語る。内容はいつもと同じ。私は日本から戦争にいく資格はないかもしれないが英霊に学んでいるのだ、中共の悪辣さと民主化を訴えている。東京裁判の原告側にならんだのがどこの国か忘れたかのように観客はそうだそうだ!と声をあげたり拍手が凄まじい。やがてアジ演説は終わり、しばらくして黙祷に。一瞬静かになり、蝉の声だけが響く。ジリジリと汗がしみだすのを不快に思う余裕がないほど暑い。きっとあの夏も同じだったのだろう。
黙祷が終わると今上天皇陛下の御言葉を 中継で 流す。なぜ今上天皇陛下がこの場に、いや親拝されないのか問われることはないままに。

新風大騒ぎ

新風が場所移動を求められ、こっちは税金払ってるんだとドロンパぶちギレ!歩道から退去を求められドロンパ猛抗議!相手が極左ならこっちは極右だ!
よくネットウヨwとして晒される足の短い新風支持者もいたよ。結局場所移動させられたんだがデモ隊に負けじと街宣活動してる。ステレオになって激しく煩い。さていよいよ祭りの始まりですよ。




チャレンジャーな外人さんたち

シャッターチャンスを狙うあまりに自販機の上から撮る人まで現れる。背の高い二人組はドロンパの演説を熱心にテレコしてた。なにがそこまできみらをかきたてるのかね。


一日が終わります。

最後にリアル映画靖国のような事態に遭遇しました。そして啓示もありました。それはかなり嫌な哀しいものでした。これからコミケ帰りのたいちょーさんと合流してインドカレー食います。収穫の多い一日だった。ルポは帰ってからまとめますわい。皆様お疲れ様でした。