国際結婚は大変だ

今度結婚することになった人は「特別永住外国人」、いわゆる在日コリアンであり、国籍は韓国である。でも彼は日本生まれの日本育ちで、韓国にはもう縁戚はいないし、そもそも韓国/北朝鮮ともにいったことすらないんですよアータ。で、結婚するにあたり、どんな資料が必要か、私の住んでいる区の戸籍係に問い合わせてみた。(仕事のため営業時間内に来庁できないのでメールで行った)「1、婚姻届提出にあたり必要な書類は何か。 2、届け出はどこでも可能か?」と。

日本人妻と韓国人夫の婚姻届について


質問1、婚姻届に必要な書類に以下のとおりです。


質問2、婚姻届出する役所は、
(1)妻の本籍地
(2)夫又は妻の住所地
(3)夫又は妻が自ら婚姻届書を持参する場合にはどの役所でも可能です。


婚姻届を○○区に届出する場合


1 共通書類について
婚姻届書には、必要事項を記入後、夫・妻ともに署名押印をし、証人(二十歳以上)二名が署名押印してください(国籍は問いません)。
夫の氏名は韓国の本国上の氏名です。通称名での受付はできません。


2 日本人妻の必要書類について
本籍が○○区にないときは戸籍全部事項証明書(戸籍謄本)本人確認をしますので、パスポートまたは運転免許証をお持ちください。


3 韓国人夫の必要書類について


ア 婚姻関係証明書(在日大使館等で取得したもの。発行日から6ヶ月以内のもの)
イ 基本証明書(在日大使館等で取得したもの。発行日から6ヶ月以内のもの)
ウ 家族関係証明書(在日大使館等で取得したもの。発行日から6ヶ月以内のもの)
エ ア〜ウの日本語訳文(翻訳者の署名押印が必要)


これらはオリジナルをお持ちください。


オ パスポート
カ 外国人登録証明書

えーっとびっくりするぐらい面倒なんですが。しかし一度も行った事の無い国に証明書をもらうって変な話だなおい。(こういうことを書くと「じゃあ帰化すればいいじゃねえか」といわれそうだが、それはそれでいろいろと事情があるので、またの機会に書きます)正直、外国籍との婚姻が非常に手間がかかりかつ大変であることは友達のドイツ人の例を見聞きして多少知識はあったのだけれども「特別永住外国人」ならば「在日特権」で結構煩瑣な手続きから逃れられるんじゃないかと思った私が大甘でした。本当に「在日特権」なんてないんですね。(しかも前にみた知人の知人のケースでは役所から「これじゃだめだ」と何度か提出書類を突き返されたりしてたし…)

新居探しで苦労しつつ、さらにこの手間。大変だけど(おまけにいま仕事でジゴク状態ですが)まあ頑張ります。