読解力とか曲解とか
なんだかすごいTBがきたのだがその方へはコメントできないのでこういう形を取らさせていただく。
また被告人が主張することを通すのが弁護士ではないのなら、弁護士とはなにをすべきなのでしょうか。あるサイトをみていたらこんなことが書いてありました。
弁護人の本質的な職務とは『何が事実として存在するのか、被告人は何をしたのか、そして被告人がしたことは、どのような罪と刑罰)に値するのか、罪はあるけれど刑事事件としての責任はあるのかないのか、 これを法廷で明らかにすること』
土曜の夜、牛と吼える。青瓢箪。 - 橋下徹弁護士にのせられて懲戒請求する前に
つまりこれって、「被告人が言ったことを主張する」ことじゃなくて、「事件の事実確認を検察と協力して行う」ということですよね。そう考えると、今回の弁護人が主張してることが、事件の事実を歪曲してることにはならないんでしょうか。
どこをどう読んだらこんな話になるのかがわからない。つーかここまで豪快フルスイングだとある種尊敬すらしたくなる。それはさておき。法華狼さんのところで「歴史修正主義者が読みにくいを連発する件と今回のが妙に重なる」というのがあった。読みにくいから、わかりやすいほうを支持し(論点も論拠も明確ではない感情的な言辞が続いて断定的であればなお可)、「知れば知るほど断定などできなくなる」「二元論で語れる事例のほうが本当は少ない」という態度をとるとわかりにくいだの難しい言葉で回りくどく説明していると言われる。本当に誠実なのはどっちなのかね、とは思うんだけど。