場つなぎにステキ絵馬をご紹介。
靖国神社大好きな私ですが今回の一連の出来事*1はさすがにノックアウトを喰らってダウンするほど衝撃が大きく、しばらく落ち込んでいたんですが、いろんな方の意見を読んでいるうちに、絶望してる場合じゃないような気もしてきました。そんなこんなでエントリーをまとめていますのでしばしお待ちを。場つなぎにステキ絵馬をアップしておきます。
いろんな神社で絵馬を見ているが、大きく分けて呟き系、欲望全開願掛け系、合格祈願（往々にして合各とかかかれたりする鬼門でもある）系、デムパ系に分けられると思う。呟き系マトモと呟き系デムパでもいいかもしれない。で、靖国の特徴として欲望全開系が少なく、合格祈願もあまりなく、呟き系が多いというのがあげられる。代表的な呟き系では「お父上様六十三年目の今日がやってまいりました。お父上様にまた会いに参りました。安らかにお眠りください」といったパターンがあげられる。*2合格祈願では「皇學館」や「防衛大」が目に付く。神社の特色を明確に反映しているといえばそうなんだが、今回紹介した「友美ちゃん」のようにあまりにも率直に表現しすぎなのはいろんな意味で波及効果を生みそうだ。左翼には見せないほうがいい。ついでに奉納しなければもっといいのだが。また時間の都合で画像には撮れなかったのだが、願掛け系で「世界のすべての男女に良縁がありますように」という世界救世教的な広大、広大すぎるよお前！な絵馬があったりした。（あわよくば俺にも（推定）といった矮小さが透けて見えるあたりがたまりませんな）でもその下にあるのは「夢の五万発！」と欲望丸出しフルチン全開絵馬。そんな百鬼夜行百花繚乱な靖国神社絵馬レポートでございます。（個人名等がわかる箇所については筆者判断により伏字にさせていただきました）
「古来のかたち」とのたまうがそれは縄文か平安かルイスフロイスか江戸か明治なのか。
呟き系デムパ亜種に認定されるような力強い宣言。月収100万は脳内分泌物による幻想ではないことを祈っている。つーかニューウエイズってなに？
その力強い宣言の上にはこのような味わい深い絵馬が。おじさんの安らぎ。英霊なのだろうか。ゆっくり休んでほしい。ちなみに「月収100万宣言」絵馬の隣は「おとうさんとおかあさんがりこんしませんように」という切実過ぎるお願いが書かれた絵馬だった。カミサマ、俺からもお願いしますホントに。それはさておき、このカオスさが絵馬の醍醐味である。
「大日本豪国」という豪快な勝ち名乗りにも見えるが、私の記憶するところではものすごくゆがんだ「帝」の文字だった気がする。（下の「巾」がなぜか強烈に左へ傾いていたような）それはそれで「あのときの日本」を如実にあらわしているような気がして非常に示唆的である。「豪」なのか「帝」なのか、黒白つけたい人は靖国へGO！今ならステキ絵馬がついてきます。まあなんですか、コメントでもいわれてたけど「尊敬ぐらい漢字で書け」。
「●原氏を超えた存在になる」とこれまた力強いお話です。景気がいいな。●原さんもこんなところで名前だされているとは思わないだろう。まさにお釈迦様でもわかるまいてって、いやまあここは神社ですが。とまれ●原さんは夜道に気をつけたほうがいいような気がします。ナショナルからのお知らせです。
神奈川県の禁煙条例については、ここでお願いするよりも陳情したほうが、願いが叶う蓋然性は高いのでは。たぶん英霊は神奈川県の禁煙条例についてあまり興味がないと思うし。
唐突にフルネームを出されちゃってますが大丈夫でしょうか。「それでいい」とナルシスなところもサブイボ発生率を高めてくれてます。まあ願い事っちゃあ願い事だけど、個人的には呟き系デムパにはいるように思えますがいかがでしょうか。
そして今回の絵馬最大の目玉はなんといってもこれでしょう。8月15日ライブルポのときにも多くのコメントならびにブクマをいただきました。やっぱりこの「狂い」っぷりには人をひきつけてやまないところがあるのは認めざるを得ないところ。「釣り」ならばこの筆跡、この文体、この言語センス、天性の釣り才能にあふれた天才登場なのか！？そんな与太はアレですが、あるところ*3では「純粋は日本人は血統って意味じゃないでしょ」という意見もいただいたんですけども、個人的には「純粋な日本人」という単語を書ける時点で人間として大切な何かを失いつつあるように思うんだな。友美ちゃんは是非自虐史観を学んで戻ってきてほしい。じゃないと天皇陛下が日本から追い出されてしまうんですYO!と純粋な日本人と純粋なアーリア人の間に横たわる21世紀の精神異常者たる俺ちゃんとしては思ってしまうのでした。「今カラデモ遅クナイカラ原隊ニ帰レ、オ前ノ父母兄弟ハ國賊トナルノデ皆泣イテオルゾ」大ニッポソ帝国に栄光あれ！どこにあるんだかわからんけど。
参考サイト
「それぞれのみたま」
http://kurohiko.blog.so-net.ne.jp/2007-07-18
