坂本哲志センセ、いったことは守りましょうよ。

派遣村問題についてまたこんなことをいったらしい。この不況にせっかくゲットした地位を手放したいとは奇特な御仁だ。

派遣村:「本当に働こうとしている人か」と坂本総務政務官

坂本哲志・総務政務官=2007年撮影 坂本哲志総務政務官は5日、総務省の仕事始め式のあいさつで、仕事と住まいを失った派遣労働者らを支援するために東京・日比谷公園に開設されていた「年越し派遣村」に触れ、「本当にまじめに働こうとしている人たちが日比谷公園に集まってきているのかという気もした」と述べた。そのうえで「(集まった人が)講堂を開けろ、もっといろんな人が出てこいと(言っていたのは)、学生紛争の時の戦術、戦略が垣間見えるような気がした」と続けた。

 同政務官熊本日日新聞記者、熊本県議を経て、衆院熊本3区から当選2回。【石川貴教】

http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090106k0000m040018000c.html?link_id=RSH03

でまあ当然のことながら野党は↓こういう話にするわけでして。

鳩山氏、坂本政務官の解任要求 衆院代表質問始まる
http://www.asahi.com/politics/update/0106/TKY200901060148.html

往生際の悪いセンセは坂本総務政務官はさっそく謝罪をしておりますな。

坂本総務政務官が“派遣村発言”を撤回・謝罪

 坂本哲志総務政務官(自民、衆院当選2回)は6日午前、総務省で記者会見し、東京・日比谷公園に開設された「年越し派遣村」を巡り、「本当にまじめに働こうとしている人たちが集まっているのか」などとした5日の発言を撤回し、謝罪した。

 坂本氏は「多くの皆様にご不快な面、迷惑をおかけした。発言を撤回させていただき、関係者に深くおわびを申し上げたい」と、頭を下げた。発言の意図については、「雇用状態が深刻かもしれないが、それじゃないような方も(派遣村に集まった人の中に)いるのではないかということが頭をよぎり、実態をよく把握しないまま発言した」と釈明した。野党からの辞任要求に対しては、「地方の雇用状態、経済的な疲弊をずっと見て感じてきた。地方をもっと活性化していく意味で職責を全うしたい」と述べ、辞任する考えがないことを強調した。

 河村官房長官は6日午前の記者会見で、坂本氏の発言に関し、「職を失って本当に困っている実態があることを考えると不適切だ。十分配慮が必要だと注意した。思いを新たに精励していただきたい」と述べた。

 坂本氏の発言撤回について、民主党山岡賢次国会対策委員長は6日午前、国会内で記者団に、「撤回したといっても、本音だろうから、政務官としてふさわしくない。解任を要求していく」と語った。

(2009年1月6日11時23分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090106-OYT1T00314.htm?from=navr

謝るくらいならといいたくなるが総理大臣がもともとそういう癖のある人だからあんまりいってもという気がする。

で、坂本センセイに言いたいのは、そんな謝罪するくらいならなどというヌルい話じゃなくて↓自分が言ったことを忘れているようだからちゃんと守れよって事です。

http://s03.megalodon.jp/2009-0106-1406-57/www.tetusi.com/mani/index.html

「最近は派遣社員が増えています。企業の生き残りを考えるといつでも首を切れる社員が一番便利です。しかし、将来の生活設計を立てられるような雇用の安定が必要です。そのことが仕事への誇りや愛社精神を生み出し、ひいては優れた技術に結びつくはずです。派遣労働者社会保障の充実、一方で企業の社員に対する責任が求められます。
これまでの日本企業の良さをもう一度認識する必要があります。」

どうしても今の地位に居座りたい!と言うのならば、自分のいった言葉を思い出して雇用促進・企業への罰金等といった政策を実現させるべく邁進してください。それが政治家っちゅうもンですよ。ちゅうかなぱいぱい。