昨日の「正論」に「正論」でオチをつけた産経スゴス

Prodigal_Son2008-01-10


昨日からの一連の「曾野綾子正論問題」は実は産経の高度な釣りだった、というお話。

本日の「正論」
http://sankei.jp.msn.com/life/lifestyle/080110/sty0801100340000-n1.htm

くだくだしい部分は抜きにして重要部分だけ抜粋。

 ≪発芽玄米はストレスに効く≫
 食品はできるだけ、あるがままの状態、たとえば、白米ではなく玄米のまま食べることが栄養と生命力を同時に受け取ることができるのではないか。この考えを実証するため、私どもは実験を開始した。
 栄養問題に関心があると考えられる授乳期の女性41名を対象に、発芽玄米を主食とするグループと通常の白米グループに分けて比較した。発芽玄米グループは、母乳中の免疫成分が摂取前に比べ13%増加した。しかし、白米グループはほとんど変化しなかった。また、授乳期の母親に関する、ストレスの指標となる唾(だ)液(えき)中のアミラーゼ活性は、発芽玄米摂取後は低下したのに対し、白米グループは上昇した。さらに、怒り、敵意、うつ、疲労などの感情程度を表す総合感情障害度も、発芽玄米グループでは半分程度に下がったが、白米グループではほとんど下がらなかった。
 発芽玄米は母乳の免疫成分を増やし、母親のストレスを抑制することを見いだした。この結果は、ヨーロッパの栄養学雑誌「EGN」平成19年10月号に発表した。これらの研究を突破口にして、日本食は、なぜ心身の健康によいのかを遺伝子レベルで調べたいと考えている。
 古来、稲は食物だけでなく日本の風土や文化を象徴する植物であった。田植えや秋の収穫祭などは、すべて稲の収穫サイクルに基づいて形づくられてきた。稲は弥生時代以来の農耕文化を形成してきた植物であり、日本人の精神や生活の根源をなしてきた特別なものである。

つまり、発芽玄米を食べると自我が形成され、すぐに単純に他人の生活と自分の生活を比べたり、深く影響されるところもなくなり、ストレスフリーになれるわけですよ!シンプウの瀬戸ゼリ幸さんも、つまらんゼリーなんかじゃなくて、発芽玄米をうればいいのに。きっと曾野綾子センセイは買ってくれると思いますよ。あと産経と世界日報も。それはさておき、くそー昨日のはあくまでもネタふりで、本命はこんなオチだったとは。(発芽玄米販売会社が紙面でデカイ広告でもうってくれるのだろうか)さすが産経、連作勝負とはお釈迦様でもきづくめえて。夜中必死こいてあんなマジレスした俺が馬鹿でした。これから毎日発芽玄米を四合半食べるから許してください。ごめんなさい。