デマブログにだまされブログ
○デマブログは「世に倦む日日」
http://critic3.exblog.jp/8461733
なんだこりゃ。BPOから意見書を出されたのにいまさらこんなこといってんのか的ネタで思い込みを元に分析（嘲笑）されてもねえ。以前ここのサイトに立ち寄った際「本村さんは神が使わした正義のヒーロー」などと妄想全開にしているのをみて、びっくりするよりも本村さんが気の毒になった。勝手な期待をさも当然のごとくよせるのもまた（相手にしてみれば）苦痛なのだということを少しは理解したほうがいい。この間の会見でも本村さんは「これからは普通に生きていきます」ということをいっていたわけで、こういう人たちが過剰な背負わせをすることは、本村氏本人にとっても迷惑以外のなにものでもないのではないか。それにしてもこのサイト、どう考えてもマスメディアから無断で画像を転載しまくりなのだが、それは著作権法違反ではないのか。*1
○だまされブログは「今枝弁護士」のブログ
◆ 人間・橋下徹
http://beauty.geocities.yahoo.co.jp/gl/imajin28490/view/20080426/1209183168
取り下げを表明した後ですが、ある信頼できる人物から、下記のような話を聞きました。
橋下弁護士は、今枝弁護士のことを、非常に高く買っている。「男気があり、優しい人間で、謙虚さも失っていない人物だ。」と評価している。「光市事件の弁護活動は、被告人や遺族、社会にとって絶望的なものだが、唯一の救いは今枝弁護士が入っていることだ。僕は彼の感性に訴えようと思う。」と言っていた。
今枝弁護士が解任されたときは、「光市事件の被告人や弁護団にとっては、致命的に残念だ。もうあの事件に救いはないだろう。ただ、今枝弁護士をあの弁護団から救い出せたことが、僕の救いだ。彼のような弁護士が、光市事件の判決の後、裁判員時代に向けて刑事弁護を再生してくれるだろう。
僕はこの事件に口を出したことで、弁護士バッヂを飛ばすかもしれないが、今枝弁護士を救い出せたことで、十分満足だ。弁護士世界のために、僕も１ついいことをした。」と言っていた。
あまりにも美談じみていすぎて、全面的に信じることができないかもしれません。しかし、今振り返って、橋下弁護士のブログの僕への手紙、そして、僕が解任された途端にブログの更新が止まったことなどをあわせ鑑みると、まったくの虚偽や誇張とも思えません。
僕もそんな気配を、うすうす感じていました。
まず読んであっけにとられた。橋下氏がええかっこしいなことを言う人であるということは（そしてその言葉がその場限りであり、なんら実行性も責任もともなわないものであることは）懲戒請求騒動時からこのかた、すでに周知のことであり、それを一番理解しているのが、訴訟原告団であると思っていたのだが。それにしても橋下ｾﾝｾのブログ更新がとまったのは、どちらかというと府知事選挙があったから（でもってそのあと忙しすぎて放置プレイになっている）ではないだろうか。なんていうか、今枝弁護士は「言葉」に（厳しい表現をあえて用いれば）「依存」しすぎてやしないかね。
どうも今枝弁護士という人は、勝手な感想を言わせてもらえば、感情で動くタイプのように見受けられる。確かにそれは一面を見れば情が厚いなどのよい面もあるが、こうして論理的に弁護団から否定されると感情むき出しで振り切れるから始末が悪い。なんとなく彼自身の自己認識は論理的な人間なんだろうなと推測するけれども、ここまでの泥仕合ぶり、場外乱闘ぶりを見るにつけ、もっと自分の影響力、自身の行為がどこへどのように波及するか考えて行動しろ、といいたくなってしまう。橋下なんかに言わせればこの手の人間（懲戒請求をかけたやつらと同じ情動行動直結タイプ）を転がすのなんざ赤子の手をひねるようなもんだろうな。もっと落ち着けと周囲の人はアドバイスしないのだろうか。とにかくこうなった以上、少なくとも元弁護団の肩書きでマスメディアに登場するのはやめてほしい。このような発言内容を見るにつけ、単なる私怨はらしにしかみえないし、こういった行動が弁護団やひいては被告人にとってマイナスになることはあってもプラスになることは有り得ないだろう。*2それにしても今枝弁護士はどうしてこう予想外の方向へ方向へと斜め上に爆走していくんだろうか。記者会見で大泣きするわ、弁護団から解任されるわ、よりによって扶桑社から本をだすわ、こんな騒ぎになるわ…。まあしかし、今枝氏の奮闘についてはWEBその他で拝見しているだけに、今のような状態は（不遜を承知の上で書くが）自分の価値をいたずらに貶めるだけだと思う。今枝先生、戻ってきてください。
