吹き上がっている馬鹿を見ると足蹴にしたくなる。

例えば小沢一郎在日朝鮮人とか主張する馬鹿がいる。*1

競走馬の世界にはクラシックレースに勝てる血統といふものがある。

有名なところ最近では サンデーサイレンスとかそのこどもたち、とか

ブライアンタイムズとか。。ここ一番の大レースで実力を発揮できる血統

である。

先年 小沢民主党代表が北京を訪れコキントーと対談したときの写真を

見た人も多いと思う。

チョコンと椅子に浅く腰掛け、背筋をピンと伸ばし、手を膝の上におき

満面の笑みを浮かべ。。。ご主人に媚びる愛玩犬のような写真である。

小沢氏については、出自が半島出身であるといふ噂をよく聞く。

現に第一秘書(愛人?)に韓国女を囲って。。いや 雇用しているのは

有名な話である。確か先年の選挙で選挙違反の嫌疑が取りざたされたが

咎めなし。政治資金を自分の不動産に横領していたがお咎めなし。。

おまけに新進党が解散したときの本来なら国に返却してしかるべき政党

助成金まで取り込んでいる。それに 母親のお墓が済州島にあるとも聞く。

そのお金に関する執着と秘書の国籍からやはり 半島出自の人であろうと

疑っていたが。。。。朝鮮の人たちは事大主義で歴史的にシナに隷属して

きた事実がある。名字すらシナ人風に変えて金さん朴さん李さん等々。。

どうも1000年を超す歴史で刷り込まれた血統がシナの権力者の前に

でると肉体を制御。。条件反射で愛玩犬のようにもなる。

そして今回の言葉。。シナの大皇帝閣下の仰せであれば如何様にも

変わりまする。。。もっと変わって 日本とその財産 国民をして

もっと もっと 貢がせますから。。。私めにお情けを。。。

と 半島人の血統が云わせているようである。

そのうち改名して 旧 小沢一郎こと

胡沢一(コータク・イー) とでも名乗るかも知れない。。。

そう名乗ったときには


日本は地獄だぜ!

以上原文ママ。無駄に改行が多い文章はアホが多いというが、その証拠のひとつにもなりうる記事ですな。こちらは某所で見つけたものです。「こんなこと書くヤツいねえよバーカ。ネタをつくるにしてももっとちゃんとやれよ」と思う方は多々いるかとは存じますが、ネタではありません。現実に存在する、これは事実です。特に胡沢一(コータク・イー)のところで鼻から血尿をだしかけた。なんで「在日韓国・朝鮮人」認定している癖に中国語の名前をもってくるだ?韓国(朝鮮)語と中国語の区別も付かないのか?信じがたいでしょうが、もう一度言います。これは事実です。ちなみに新風大好きなフリーチベットなお人でした。どうしてこういう(以下略)それはアレですが、日本は地獄だぜ!とかなんとかミエを切る前に「お前の頭が地獄だよ」と教えてあげたい。まあこんなデマを信じる人はいないとは思うが、念のため広まる前に突っ込んでおく。

こういう人は被選挙権というのがどういうものか理解していない最低限の公民智識もない人間か、岩手県(ないし東京都)が朝鮮半島の一部とでも思っている不思議な地理感覚を所持している特殊な方なのだろう。それをイカレポンチと呼ぶかどうかについては個々人の良識に任せたい。どうも、以前から土井たか子がチョーセン人だのなんだの主張する馬鹿もいる(某産経新聞社にもいましたね)が、最近はこのようにちょっと趣向を変えて、「先祖が朝鮮人の韓国・朝鮮系日本人」であると主張する人が増えているのだろうか。本籍も日本だし、両親共に日本人ですが?とこのテの主張をする人々に言えば、「先祖が朝鮮人なんだ」といいだす。家系図みたんか?それに先祖っていわれてもなあ。何世代前までさかのぼるつもりだよ。天皇陛下だって次のようなお言葉を述べているのに。

天皇陛下  日本と韓国との人々の間には,古くから深い交流があったことは,日本書紀などに詳しく記されています。韓国から移住した人々や,招へいされた人々によって,様々な文化や技術が伝えられました。宮内庁楽部の楽師の中には,当時の移住者の子孫で,代々楽師を務め,今も折々に雅楽を演奏している人があります。こうした文化や技術が,日本の人々の熱意と韓国の人々の友好的態度によって日本にもたらされたことは,幸いなことだったと思います。日本のその後の発展に,大きく寄与したことと思っています。私自身としては,桓武天皇の生母が百済武寧王の子孫であると,続日本紀に記されていることに,韓国とのゆかりを感じています。武寧王は日本との関係が深く,この時以来,日本に五経博士が代々招へいされるようになりました。また,武寧王の子,聖明王は,日本に仏教を伝えたことで知られております。
http://www.kunaicho.go.jp/kisyakaiken/kisyakaiken-h13.html

まさかこれをもって「天皇陛下の祖先は朝鮮人だった!」などといって悦に入る馬鹿もおるまい。著名人を在日韓国・朝鮮人と「認定」したがるヤツには、そういうオマエの先祖が朝鮮人でなかった保証なんてないだろう、といいたい。まったく頭が悪くて理解できないなら黙ればいいのにと思ったりもするが、それは個人と個人の断絶を生むだけなので、できるだけ彼らの思考体系を理解するようつとめてみる。

親が韓国・北朝鮮籍だったり、先祖にそういう人がいた、ということをもって、「DNAは朝鮮人だ!」とか「だから思考方法が朝鮮人だ!」また「韓国・北朝鮮に利するような発言をするんだ(行動でもいいが)」などと称する人々が、この義務教育が6・3制で9年もあり戦後60年を過ぎた21世紀ニッポンにおいても残念ながらある一定数生じているようだ。でもって、マイク・ホンダ議員が「日系人の癖に!」などと罵倒されたりする。こういう言説において、理解できないのは「○○国系人は○○国のために尽くして当たり前」みたいな意識が垣間見えることだ。アホですか?外国人や日系人が身近にいたこともなければ話しを聞いたこともあったこともないのだろう。(そもそも海外に行ったことすらあるのか怪しいものだ)なんだかアイデンティティ帰属意識というものが環境や学習から育成されるのではなく生来の「血」によって決定されるでも思っているのだろうか。血統主義のナチズム丸出しですな。

確かに移民一世や帰化一世たちは、生まれ育った国に対して愛着があるだろうし、帰属意識があるだろう。でも「その地」で生まれ育ったものは「血」よりも「地」になると、私は思う。一例を用いれば私の家族はブラジルに移民している。確かに移民一世となる叔父や叔母たちは日本に対して帰属意識があるが、いとこ達は当然のことながらブラジル人として、ブラジルに対して帰属意識がある。外交においてもブラジルに尽くして当たり前である。日本への意識はある種の愛着や郷愁はあるだろうけれども、配慮はするかもしれないが日本にとって都合よく動いてくれるわけがない。だいたい欧米人のハーフやクォーターの日本人はどうなるんだ?アメリカ人なのか?フランス人なのか?フランスのために行動するのか?*2こういう風にきちんと考えれば「ああイカレタな妄想だな」と気づくと思うのだが、世の中なかなかにそういうロジックで考える人ばかりではないだろうし、もしかしたら「彼ら」にはそういう「信仰」がある「狂信者」なのかもしれんし。とまれ興味深い存在でありこれからもその生態観察に励む所存であり候(テキトウ)。*3

*1:ちなみに筑紫哲也が帰化朝鮮人であるという奇怪なデマは何回か見かけたが、小沢一郎については初めてだったので、そちらの方でははやっているのかとid:dj19さんに尋ねてしまった

*2:こういうことを考えるとき、真偽の程はわからないけれどもいわゆる「右翼に在日が多い」説を思い出し、そのたびにある種の深い感慨にとらわれる

*3:あの文章を見つけたときはあまりに驚いたのでこうして記事にしてしまったが、今は反省している。そのほかmixiでみかけた衝撃文章としては「沖縄やアイヌも遺伝子的文化的に同じなのだから日本民族といっていいのではないか?」というのもあった。光市事件の時といい、mixiはアレなひとの収容先なのか?