今週の予想屑本

夫婦の格式 (集英社新書 451C)

夫婦の格式 (集英社新書 451C)

ダライラマの怪しい本は以前触れましたが、こちらは、あの橋田壽賀子センセイがお書きになられた「時代に媚びない夫婦回生の秘訣。」だそうで、題してうんちゃらの品格ブームにのったようなそうでないような微妙な紛い本のような印象の「夫婦の格式」という本。

内容紹介
夫婦の間では男女平等はありえない―
「男を立てなさい。女はもっと利口になりなさい」
時代に媚びない男女論! 「男を立てる」、「内助の功」―そんな言葉はどこへいってしまったのだろうか。二十一世紀を迎えた今、家族、夫婦、男女のありようが激変している。自己主張を強める妻と、その妻を御せない夫が築く未熟な家族模様は、さまざまなトラブルの元になっている。夫婦がばらばらで、その子どもが情緒豊かな、バランスの取れた人間に育つはずがない。
家族を再生するには、まず夫婦の再生が必須である。数多くの人気ドラマを通して家族のありかたを問い続け、さらには一人の妻としても徹底して生き、夫の前では決して原稿用紙を広げなかったという著者の、時代に媚びない夫婦回生の秘訣。

うわー!ありがたい!ありがたすぎて私の目にはうつらない!そんな感じの内容紹介をどうもありがとうamazon。そんなのはアレですが、惹句がいいね。「夫婦の間では男女平等はありえない」。まるで市川房枝センセイの時代かと見まごう昭和初期婦人雑誌のような勢いですが、まあ橋田先生のドラマも旧態依然でそこがいいとかいわれているからもうどうしようもないですな。なんとなく日本なんちゃらとか新しいうんちゃらとかが飛びつきそうなネタだなあというのも味わいとしてたまらんものがある。

とかなんとかいいつつもタイトルと惹句で読む気がうせましたので、どなたか読まれた方がいましたら感想をお願いしますと丸投げ太郎なのであった。ちゃんちゃん。